会長就任にあたりご挨拶申し上げます

この度、クラブ会長という大役に推薦をいただき、戸惑いもありましたが会員皆様の暖かい友情の後押しにより、お引き受けすることとなりました。
少子高齢化という言葉がいつ頃から使われ始めたのかもわかりませんが、今まさに日本の人口が減少しているという現実に、将来への不安を抱かずにはいられません。
労働人口の減少はあらゆる社会保障制度を圧迫し、経済の構造も大きく変わらざるを得ないでしょう。
家族の未来、会社の将来、地球環境について、今私たちが生かされているすべてのことに感謝の気持ちを忘れずに、恩返しをしていかなければならないことを、具体的に行動の目標とするために今年度のスローガンに掲げました。
経済活動の中でも、破壊することや競争に勝つことだけが目標になっていた時代もありましたが、これからは、守り育てる・共存することこそ地域社会が真にもとめているものだと思っています。
若い時は自分の為に働き、家族が出来れば家族の為に働き、少し余裕が出来れば人の為に働く、と言うのが私の思いです。
家族に感謝し、職場を支えている人々に感謝し、取引先や友人に感謝の気持ちをもって支えあうことが豊かな未来への唯一の道ではないでしょうか。とはいえこの難題を具体的に形にしていくためには、皆さんと知恵を出し合い、和をはかり、足元を見つめた活動が大切なことと思っています。
微力ながら職務の遂行に精進する覚悟ではありますが、皆様のご協力を切にお願いいたします。